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SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

  • 執筆者の写真: 院長
    院長
  • 2月12日
  • 読了時間: 2分

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)をご存じでしょうか?

ここ最近ニュースに出ることも多いので何となく記憶に残っている方も多いと思います。マダニに刺されて人が死んでしまうアレです。


昨日はウインクあいちでセミナーでした。


全国的に発症者が増えています。愛知県も例外ではなく去年は感染者7名、うち2名の方がSFTSに感染して亡くなっています。2026年はすでに1名感染者が出ています。三重県ではSFTS感染猫を治療していた獣医師が猫から感染して亡くなっています。

SFTSがやっかいなのが、人がマダニに刺されて感染するパターンと、犬猫が散歩中にマダニに刺されてSFTSに感染して、その犬猫から飼主様や診察した獣医師に感染するパターンがあります。SFTSウイルスはもともと野生のシカ、イノシシ、最近ではアライグマが保有している確率が高いようです。マダニは一度SFTSウイルスを保有する動物を吸血するとその後、子ダニ、孫ダニとずっとウイルスは継代されます。ここ数年尾張旭市や瀬戸市でもアライグマが増加傾向にあるので警戒しなくてはなりません。


昨日のセミナーでは動物病院が処方するマダニの予防薬はマダニには確実に効果はあるのですが、残念ながらSFTSの感染を完全に防ぐことは不可能と言うことでした。しかし通年でマダニの予防薬を使用した方がSFTSに感染するリスクはかなり低下させることが出来るとの事でした。


これまで当院ではマダニやノミの予防はフィラリア予防と同じか、1ヶ月前後増やしていただければ良いのではないかとお話しさせていただいていました。しかし、SFTSの患者さんは冬の間も出ています。SFTSのリスクを考えると12月末から4月上旬もマダニの予防薬の投与を推奨いたします。


より詳しい説明をご希望されるようであれば診察時に来ていただいた際にお話しさせていただきます。


 
 
 

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